共働き家庭が時短家事するための三種の神器
戦後日本の成長期において、新時代の生活必需品として宣伝された3つの家電製品(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)のことを『三種の神器』といいました。歴代天皇に伝わる三種の神器になぞらえてマスコミがつけたキャッチコピーだそうです。
さて我が家は、娘2人を保育園に預けて働くごく普通の共働き家庭です。
共働き家庭にとって、家事の時短は必須。朝だって夜だって、基本的に時間がありません。
だけど人間は、三食ご飯を食べるし、洋服だって毎日着替えるし、普通に生活していれば部屋だって散らかします。
2人目出産後、仕事復帰して1年が経とうとしている今、共働きの我が家における時短家事のために手放せない3つのアイテム(三種の神器)を勝手に発表させていただきます!
食器洗い乾燥機
私の周りにもこれを導入している家庭は多いです。
共働き家庭にとってもはや当たり前の時短家電製品といっても過言ではありません。
我が家も、仕事復帰直前に行ったキッチンリフォームの際に、ビルトイン型の食洗機を導入しました。
それまではあまり食洗機って必要に感じていなかったのですが、家事の大嫌いな夫に食器洗いをお願いするときに、こちら側の心理的負担が減りました。
ご飯を食べ終わってお腹いっぱいのときに
「食器洗いお願いね。」
なんて言うと、絶対嫌な顔をされますが(共働きだからやるのが当然ですけどね)、
「食器、食洗機に入れておいて。」
と言えば、言われた方も
(そっか、洗わなくても食洗機に入れるだけでいいのか。)
という感じで快諾してくれます。
そして食洗機って、ただ洗ってくれるだけじゃなくて、手で洗ったときより綺麗に仕上がります。
わかりやすいのは、ガラスのコップとか、包丁。ピッカピカになってます。
高温で洗うからでしょうか。とにかく綺麗です。
うちはiwaki(イワキ)のガラス保存容器パック&レンジを愛用しているのですが、まるで新品かのような透明感に仕上がっています。
ちなみにうちパック&レンジは蓋が白いタイプ。この2サイズを中心に愛用しています。
初期投資はそれなりにしましたが、食器洗いは毎日のこと。
導入による恩恵はかなりあると思います。
乾燥機付き洗濯機(ドラム式洗濯機)
我が家の洗濯機は私が一人暮らし時代から10年ほど使用していたSHARP製の縦型洗濯機(容量6キロ)でした。
これを家族4人になってからも2年間は使用していました。頑張りました。
浴室乾燥機能がついているので、台風や大雪のときも洗濯に困ることがありませんでした。
がしかし、保育園のお迎えから帰ってから子供たちを寝かすまでの3時間の間に、前日干した洗濯物を畳んで、そして今日の洗濯物を干すという作業が、時間的に難しくなってしまいました。
子供が寝てからやればいいのですが、寝かしつけていてうっかり朝まで眠ってしまうと、濡れたままの洗濯物が洗濯機の中に朝まであるという事態が発生します。
しかも、次の日の朝時間がなくて干せなかったりすると、まる1日その状態になってしまい、結局洗い直すなんてことも珍しくありませんでした。
(干すのだけは夫に任せたときもあったのですが、基本的に家事嫌いな夫なので定着しませんでした。結局、濡れたままの洗濯物が放置される事態に・・・)
そんなこんなで、それまであまり必要に感じていなかった乾燥機付き洗濯機が欲しくなったのです。
洗濯量にもよるのでしょうが、洗濯から乾燥まで大体3~5時間くらいで終わるようで、保育園から帰ってきてから洗濯し始めると、私が寝る頃には乾燥まで終わっているという計算です。
たとえうっかり朝まで眠ってしまっても、乾いているので洗い直す必要はありません。次の日畳む量が増えるというだけです。
これもそれなりの初期投資が必要です。
うちのは日立ビッグドラムで、インターネット通販で17万円くらいしました。
縦型洗濯機だったら2~3台買えちゃいますね。
それでも、夜の家事時間が20分くらい短縮されるのでその分残業しようと思います。
マンションでも置ける幅がスリムなタイプ。
こっちは奥行きがスリムなタイプ。
電気圧力鍋
そして最後のひとつはこちら。電気圧力鍋。
これは持っている家庭は少ないです。ちょっと聞いただけでは、持っている家庭はおろか、存在すら知らない人もいました。
うちの子たちが通う保育園は自宅から徒歩3分のところにあります。
下の子が2歳でイヤイヤ期真っ只中なので、保育園に着いてから徒歩3分の自宅に帰るまで30~40分かかるのです。「早く帰ってご飯作らなきゃ」「早く帰って洗濯しなきゃ」「早く帰ってあれやらなきゃ」「早く帰ってこれやらなきゃ」「早く帰って・・・」となり、ちっとも帰ろうとしない子供たちに私のイライラはMAX!!
そこで一旦家に帰って、朝散らかした家を片付けたり、炊飯器をセットしたり、洗濯物を取り込んだり、生協の荷物を取り込んだり、賞味15~20分くらいですが、ひと仕事してからお迎えに行くようになりました。(先生も暗黙の了解)
そこである日ふと思ったんです。
「食材と調味料だけ入れて、スイッチを押せば料理が出来上がるような、そんな夢の家電ってないものかしら。そしたら、このお迎えに行ってる30~40分の間に一品出来上がってるのにな・・・」
ありました。
それが電気圧力鍋でした。
あまりに衝撃的な出会いだったので、これについては後日別記事を書こうと思いますので、ここでは簡単にご紹介します。
我が家が選んだ電気圧力鍋は、Panasonic製のもの。初代モデルはなんと40年も前に発売されていて、ほとんどデザインが変わることなく機能だけバージョンアップして今現在も現役モデルとして販売されています。 現在は廃盤、市場では中古しか手に入らないようです。
現在はこちらが最新機種。
使い方は色々ですが、材料と調味料を入れてスイッチを押すだけで、本当に料理が完成しています。
今まで作ったことのない鶏手羽元の煮込みや豚の角煮や牛丼なども、スイッチ押してから30~40分後(まさにお迎えに行ってる間)には完成していました。
とても便利なので、保育園ママたちに宣伝しまくってます。ほかのママたちも興味津津です。
勝間和代さんが愛用しているホットクック。電気圧力鍋ではないけど、自動調理家電として大人気。
まとめ
今現在、共働きの我が家が時短家事をするために以上の3アイテムは欠かせません。
3つのうち電気圧力鍋だけは家族で私だけしか使えませんが、いいんです。だって家事の9割は私がやってますから。
子供たちの成長やそれに伴う働き方の変化で、この三種の神器も変わるかもしれませんね。