Panasonicの電気圧力鍋を選ぶまで
先日、共働きの我が家が勝手に選んだ時短家事するための三種の神器のひとつとして、電気圧力鍋をご紹介しました。
今回は、最終的に我が家がPanasonicの電気圧力鍋を選ぶまでの道のりについてお話します。
我が家の通園事情
本題の前にちょっとだけ我が家の保育園の通園事情から。
うちの娘たちの通う保育園は自宅から(大人の足で)徒歩3分くらいのところにあります。
通い始めの頃は、下の子がまだ1歳で、歩きもおぼつかないことからベビーカーを使ったり抱っこしたりして、娘2人と楽しく通園していました。
ところが2歳が近づきベビーカーを卒業したあたりから、状況が変わり始めます。
楽しく通園していることには変わりないのですが、楽しいのは娘たちだけで母はよりいっそうの時間との戦いを強いられることになったのです。
まず保育園の玄関を出るまでが大変。そして保育園の玄関から自宅の玄関までもやっぱり大変。そして30~40分かけてようやく自宅へ到着です。
歩きたいのを無理矢理抱きかかえたり、叱って急かせばもう少し早く帰れるとは思うのですが、出来たらそういうことはしたくありません。
そんなわけで、通園(特に降園)で時間がかかるようになってからは、自宅に一旦戻りあれやこれや済ませてから、改めてお迎えに出かけるようになったのです。気がつくとそういうママが結構周りに沢山いました。
そのへんの許容度って通っている保育園によるんでしょうね。以前上の子が通っていた保育園ではそういうのは駄目そうでした。一刻も早くお迎えを!!!っていう雰囲気でした。
電気圧力鍋との出会い
さて、ここからが本題。
そうして一旦家に戻るのであれば、材料と調味料を入れてスイッチ押したら料理が出来上がっているという夢の家電があればいいのに、とふと思い始めました。
そしたら、お迎えに行っている30~40分くらいの間に一品出来上がっているんだから楽チンです。
炊飯器だって、お米をといでお水を入れてスイッチ押したらご飯が炊けてるんだから、おかずだってそういうのあってもいいのに。
こういうこと考えてる人が他にもきっといるはず!
というか、既に商品化されているのでは?!
「家電 自動調理」でインターネット検索しました。
そうしたら出てくる出てくる、数々の自動調理家電が。ああ、やっぱりあった。
最初に目にした記事はこちら。
なるほど、「電気調理鍋」というのね。
とその存在を知った私は、ここから約1ヶ月検索の鬼と化します。
電気圧力鍋を選ぶ基準 ~我が家の場合~
電気調理鍋といっても、多くのメーカーが色んな商品を販売しています。
無水調理が得意な鍋だったり、圧力調理用の鍋だったり、低温調理を得意とする鍋だったり。
調べてみるとどれも魅力的。どれも試したくなりました。
無水調理がお得意なお鍋たち。最近話題の無水調理が全自動で出来ちゃいます。
コンロで使用するのではなく、電気を熱源とした電気圧力鍋たち。ちょっと敷居の高い圧力鍋ですが、コンセント式なら火の心配もなく安心。
アメリカでは一家に一台あると言われるスロークッカー。長時間の煮込み調理でお出かけ中に料理が完成しちゃいます。
あぁ、 こんなに沢山あっただなんて。しかもどれも魅力的。あれもこれも欲しい!
ですが、そこは冷静になって選ぶ基準を考えました。
保育園のお迎えの前に一旦家に帰って仕込んで、出かけている30~40分の間に調理ができていればいい。
ということは、長時間の煮込み料理を得意とする鍋は除外。
お迎え前の10~20分くらいの間に仕込みをするのだから、炒めたりする時間はないはず。
ということは、多機能型の鍋は除外。
そうして選定していくうちに、我が家で必要な調理家電は電気圧力鍋であることがはっきりしてきました。
ですが、電気圧力鍋、スロークッカーと並んで各メーカーが沢山の商品を販売しているのです。
主な違いは、容量、気圧、そしてそれら機能に伴う価格。
その他にも、保温機能の有無やタイマーの有無などもありますが、私にとってもそれらはあったら便利、なくてもいいものでした。
そして悩むこと一ヶ月。ついに私の心は決まりました。
Panasonicの電気圧力鍋の魅力
数ある電気調理鍋の中からPanasonicの電気圧力鍋を選ぶに至った最大の決め手は、機能のシンプルさでした。
え?そんな理由ですか?
と思われそうですが、結局のところそこです。
とにかく短時間で一品調理できればいいのです。それ以上でもそれ以下でも駄目なのです。”それ以上”が駄目なのは、その分高価になるし、色々機能があっても使いこなせないのは経験からわかっていたからです。
タイマーも保温機能もなく、あるのは圧力調理機能(当たり前)と煮込み、低温調理くらい。(圧力調理の中には、”蒸す”や”茹でる”なども含まれます。)
そしてなんといっても、圧力が高圧と低圧の二段階から選べて、高圧の方は数ある電気圧力鍋の中ではダントツの2気圧!(低圧でも1.6気圧)
これはコンロ用の圧力鍋に匹敵するほどの本格的な圧力調理が可能で、時短という観点からも他に類を見ない電気圧力鍋ということになります。
そして容量も3.7リットルと、家族4人でちょうど良い感じ。
容量が多ければその分商品サイズ自体も大きくなり、我が家の狭いキッチンには置き場がないので、容量と商品サイズのバランスも大事。
それと価格。
私は楽天市場で2万円くらいで購入しました。ポイントも使ったので実際はもう少しお安くなりました。
少し前に購入した炊飯器も2万円ちょっとだったので、私の調理家電に払える価格の限度額内におさまっているというのも大事なポイントでした。
最後に、デザインも忘れてはなりません。
私のストライクゾーンは若干外れていますが、最後まで迷ったけどどうしても色と形が好きになれなかった象印の電気圧力鍋と比較すると、Panasonicの電気圧力鍋の方がシルバーと黒を基調として私好みでした。
それにこの電気圧力鍋、デザインが昭和っぽいとよく言われるのですが、それもそのはず。発売から40年たった今もデザインがほとんど変わっていないのです!
変わっていないのはデザインだけではありません。
時代に合わせてマイナーチェンジをしながら、基本性能はほとんど変わらず、40年もの間、日本の主婦たちから高評価を得続けているのです。
現在販売中の機種も発売は2009年。既に10年近くが経っていますが、その魅力は衰えていません。
我が家の電気圧力鍋。
現在は中古しか手に入らないようです。
現在はこちらが最新機種。
まとめ
共働き家庭が増え、自動調理家電の需要が高まっている昨今、市場はどんどん拡大しています。これからもっと便利な自動調理家電が生まれるでしょう。
選ぶ基準は家庭によってさまざま。我が家はこんな理由で選びました。
世の中の働くお父さんお母さんが、少しでもゆとりを持って過ごせるようにという思いからこの記事を書きました。
他にも魅力的な自動調理家電は沢山あります。是非、選ぶ際の参考にしてください。